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おうち経済で有料コンテンツに春が来たか
  ·   2020-04-17  ·  ソース:人民網
タグ: おうち経済;有料コンテンツ;経済
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有料コンテンツで「感染症アクセス」を分け合う

3月に知乎は2回ダウン状態になった。動画アプリの芒果TVや愛奇芸、阿里巴巴(アリババ)のテレワークプラットフォームの阿里釘釘、企業版微信(WeChat)なども大勢のユーザーが押し寄せてダウンした。オフラインからオンラインへの転換を迫られた大量のアクセスが、多くの業界で新たなチャンスを生み出し、その中には知識型有料コンテンツも含まれる。

知識探求型有料コンテンツの主力プラットフォームの1つである知乎が最近発表した成果によると、今年2月末現在、有料ユーザーは前年同期の4倍以上に増えたという。

感染症の拡大中に、知乎は有料コンテンツの増加に関するデータを発表していないが、複数の知乎の作者の話では、コンテンツの収益分配が大幅に増加したという。独身のホワイトカラーは、「この長い休みは自主的に勉強するいい機会になった。語学の学習、文学の名作や科学読み物への情熱がよみがえってきた。各プラットフォームの有料学習コンテンツは種類が豊富で、選択の幅が非常に広い。家にいる毎日がとても充実したものになる」と話した。

知識型有料コンテンツもこの「感染症アクセス」の流れの中で新規ユーザーの獲得に全力を挙げている。たとえば音声共有サイトの喜馬拉雅(シマラヤ)は複数のメディアと協力して「新型肺炎に対抗する」コーナーを打ち出し、感染症の情報、予防の科学的知識、ポッドキャスト、子どもの予防方法などを発信する。同じく音声共有サイトの蜻蜓FMも「感染症と闘う」コーナーを設け、感染症の動向、科学的知識などを発信するほか、医療プラットフォームの好大夫などと協力してオンラインボランティア診療をスタートした。

感染症の収束後も戦果を守り抜けるか?

ここ数年、知識型有料コンテンツが生み出した一部の成熟したコンテンツには、Q&A、コラム、プラットフォーム、報告などのタイプがあり、ユーザーの選択する範囲もますます広がりをみせる。データ分析機関の艾媒諮詢(iiMedia Research)がまとめたデータによると、中国の知識型有料コンテンツの市場規模は2015年の15億9千万元から、19年は278億元に増加した。同機関の予測では、20年には392億元、21年はさらに増加して675億元になるという。今回の感染症の流行で、多くの業界関係者が、「今年の知識型有料コンテンツ市場の規模は予想よりも早く400億元を突破する」との見方を示す。

だが、現在、感染状況が徐々に好転するにつれ、オフラインのリベンジ的消費がすでに始まっている。知識型有料コンテンツはこれからも注目を浴び続けることができるだろうか。

業界アナリストの孫兆平さんは、「今の状況から考えて、知識型有料コンテンツは規模が大きく、可能性も大きな市場だ。感染症の拡大中にコンテンツを利用した消費層は、今後もコンテンツにお金を払い続けるかもしれないし、実際の収穫はそれほどでもないとしてやめるかもしれない。よって知識型有料コンテンツという『パイ』を大きくするには、質の高い優れた商品を生み出すこと、サービス提供分野を拡大すること、コンテンツの畑をコツコツと耕すことが必要だ。さらにユーザーのニーズの変化に機敏に対応し、確かな品質のコンテンツ、よいサービス体験、効率的な利用ができればこそ、この業界の持続的な発展はより良く保障できる」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年4月16日

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