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中国の春節を前に各国が「ウォーミングアップ」開始  日本は競争力低下を懸念
  ·   2020-01-17  ·  ソース:人民網
タグ: 春節;観光;経済
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中国が春節(旧正月、今年は1月25日)を迎えるまであと10日を切り、日本や韓国などでは既に中国人観光客を迎える準備を進めている。韓国を訪問する中国人観光客は過去最高を記録すると見込まれていることをうけて、韓国旅行関連の株価は13日(月曜日)に大幅上昇した。このように春節期間中、海外旅行に行く中国人観光客が現地の経済に潤いを与えることは間違いない。環球時報が伝えた。

中国人観光客13万人が韓国へ? 

韓国KBS放送の13日報道によると、中国最大の祝日である春節の到来を目前に控え、韓国観光公社は、飛行機チケットの予約状況や最近の中国人観光客の訪韓データを分析した結果、春節期間中に韓国を訪問する中国人観光客は前年同期より2万2000人多い13万人に達すると予測している。

米国ブルームバーグの13日報道によると、春節に中国人観光客が韓国に「戻ってくる」と見込まれたため、韓国旅行関連の株価が大幅に上昇した。中韓関係の改善に伴い、日本の野村ホールディングスのアナリストは、「中国からの韓国ツアー旅行が部分的に回復していることを、大手旅行会社が認めている。今年の春節に合わせた連休中は、中国では韓国旅行が一つのブームとなるだろう」と予測している。

「中国人観光客が来る」というのは、韓国の化粧品メーカーや観光関連企業にとっては「グッドニュース」だ。韓国の化粧品メーカー・アモーレパシフィック、コルマーの株価は13日にそれぞれ6.6%と12%上昇し、韓国の大手第3位となる旅行会社・モードツアーネットワークの株価は7.7%上昇した。

危機感募らせる日本 

広州のある旅行会社の責任者は日本メディアの取材に対して、「春節期間中に日本に行くツアー旅行はほぼ売り切れた。今年の春節の連休は1月下旬から始まるにもかかわらず、昨年10月から予約する人が多かった」と説明した。「日本経済新聞」の報道によると、訪日中国人観光客は近年、増加の一途をたどっている。訪日中国人観光客は日本政府が「釣魚島(日本名・尖閣諸島)」の国有化を打ち出した2012年に大幅に減少したものの、2014年に増加に転じた。日本政府観光局(JNTO)の統計によると、2018年の訪日中国人観光客は838万人と、2014年の240万人に比べて3倍以上に増えた。

しかし、訪日中国人観光客の増加ペースは鈍化しており、中国人観光客の争奪戦も激化している。日本の観光業界の関係者は、「日本はこれまで、それほど声を張り上げなくても中国人観光客を呼び込むことができたが、今は他の国との競争において劣勢に立っている」と危機感を募らせている。

「日本経済新聞」の報道によると、日本政府は2020年の訪日外国人客を4000万人に増やすという目標を掲げているが、達成は楽観視できない。日本の国土交通省が1月10日に発表した統計によると、2019年の訪日外国人客は3188万人と、2018年と比べて2.2%増と、わずかなプラスにとどまった。日韓関係の冷え込みを背景とした韓国人観光客の激減や相次いだ豪雨災害が影響したと分析されている。

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