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中国高速鉄道の発展から強みを見つめる
  ·   2019-07-19  ·  ソース:北京週報
タグ: 高速鉄道;技術;経済
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海南省瓊海市を通る高速鉄道(新華社提供)

先日、世界銀行は研究報告を発表し、中国の高速鉄道を高く評価し、中国の高速鉄道における発展の経験は他国が参考にする価値があるものだとした。 

中国の高速鉄道が高く評価されるのは今回が初めてではない。国家統計局のデータによると、2018年末、中国の鉄道営業距離は13万1000キロに達し、1949年末より5倍増えている。その中で高速鉄道営業距離は2万9000キロであり、世界の60%以上を占めている。驚くべき発展速度としっかりとした実力により、中国の高速鉄道は国際社会から高い評価を得ている。 

中国の高速鉄道の成果は中華人民共和国建国からの70年間と改革開放からの約40年間という大きな発展と変化の中で、力を入れて作り上げられてきたものだ。 

1点目は制度的な強みだ。力を集中させて重大な事を成し遂げるというのは中国の社会主義制度の強みだ。この制度的な強みに基づき、中国はたった十数年で世界最大規模の高速鉄道網を建設した。また、このような制度的な強みは国を発展させる上での長期的な計画を作り出すことができる。「中長期鉄道網計画」は高速鉄道システムの発展に明確な枠組みを与えた。 

2点目は経済的実力だ。40年以上にわたる改革開放を経て、中国は世界第2位の経済大国となり、高速鉄道の建設に優れた経済的基盤を打ち立てただけではなく、高速鉄道の運営にも充分な市場をもたらした。日々整備される高速鉄道網は中国経済の新たな発展における重要な支えとなっており、その影響力は鉄道業界そのものを遥かに超え、都市発展モデルを変化させ、観光業と地域経済を成長させた。また人々の移動の利便化や温室効果ガスの排出削減に積極的な役割を果たした。 

3点目は技術的な強みだ。高速鉄道は巨大な系統立った戦略的プロジェクトであり、機械、冶金、建築、機械・電力設備、材料、器械、電力、通信、化学工業など多くの産業が関係している。長年にわたる発展により、中国は世界で唯一、国際連合(国連)の国際標準産業分類の全産業部門を網羅する国となり、200種類以上の工業品の生産量が世界第1位となり、製造業の付加価値額は2010年から世界トップをキープし、高速鉄道の発展を可能にした。特に近年、中国では革新が発展を牽引し続け、革新型の国づくりが加速され、科学技術の力は著しく高まり、大きな成果が生み出され続けた。高速鉄道の分野では、中国は設計、線路、運行管理などにおいて全産業チェーンの核心技術を持つようになり、相次いで高地寒冷や高原地帯など数々の複雑な試練を乗り越えてきた。

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