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「5Gの放射能は4Gよりも強く健康被害を引き起こす」は本当か
  ·   2019-06-19  ·  ソース:人民網
タグ: 5G;健康;経済
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中国でこのほど5Gの営業許可証が発行されると、「5G基地局は密度が高く放射能も強いので、健康被害が生じる」といった説が次々に伝えられ、5Gよりも速いペースで広がりをみせる。人々は「5Gは本当に半分は天使で半分は悪魔のようなものなのか」と問いかけざるを得ない。「科技日報」が伝えた。

▽5Gネットワーク速度が上がれば、基地局の放射能も強くなるのか? 

5Gネットワークの速度向上は、5G基地局の仕事率を強めて得られたものではなく、帯域幅(伝送帯域)の拡大、電波干渉への抑制力と受信感度の向上によって総合的に得られたものだ。2G基地局から5G基地局へと発展する中で、放射能は実はますます弱くなっている。

5Gは4Gよりネットワーク速度が速いので、5G基地局の電波の強度も4G基地局より高いに違いない、よって5G基地局の放射能は4G基地局よりも強くなると考える人もいる。事実ははたしてそうなのだろうか。

貴州移動ビッグデータ分公司の李文華社長は、「実際には、そういった考え方は誤解であり、2G基地局から5G基地局に至る間に、実は放射能はますます弱くなっている。中国移動(チャイナモバイル)の場合、4G時代には、大型基地局の仕事率は40ワット、小型基地局なら20ワットだったが、5G技術に基づくミクロセル型基地局はわずか10ワット、ピコセル型基地局はさらに小さく250ミリワットにとどまる。ビームフォーミングを経て、5G基地局がアンテナ出力ポートに分配する時の仕事率は4ワットしかないのに対して、家庭用照明器具1台あたりの仕事率は15-40ワットになる」と説明する。

李社長によると、「5Gネットワークの速度向上は、5G基地局の発射の仕事率を強めて得られたものではなく、帯域幅の拡大、電波干渉への抑制力と受信感度の向上によって総合的に得られたものだ」という。

もちろん、基地局の放射能は客観的に存在している。しかし5G基地局と4G基地局と発射の仕事率の標準は同じで、国家標準は「1平方センチメートルあたり40ミリワット以下」だ。この放射能は家電に比べれば微々たるものであり、ドライヤーや電磁調理器の使用時の放射能にも及ばない。加えて、通信キャリアは基地局を設置する際、電波の重ね合わせの問題を考慮しており、実際の発射の周波数は国家基準を大幅に下回る。

▽5G基地局は密度がより高いので、放射能もより強いのか? 

電波の状態がよくないと、携帯電話は自分側の発射の仕事率を持続的に引き上げるので、この時は強度が高くなる。5G基地局が密集していれば、携帯電話はよりスムーズに基地局から発射された電波を受信できるようになり、電波の状態がよければよいほど、ユーザーが実際に浴びる放射能は弱くなる。

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