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上海ゴミ分別厳格化で「怠け者経済」誕生?ゴミ捨て代行が新商売に
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· 2019-06-19 · ソース:人民網 |
タグ: ゴミ分別;上海;経済 | 印刷 |
施行まで秒読み段階となり、ゴミ分別に対する注目度は日満しに高まっている。「怠け者」たちも行動を開始し、最近周囲で最も頻繁に話題になっているのは一部の「奇妙な」生活ゴミをどうやって分別するかということだ。
さらにネットでは、「これじゃあタピオカミルクティーすら心ゆくまで飲めないじゃないか!」と泣き出さんばかりのコメントを寄せるネットユーザーも。
というのも、タピオカミルクティーの捨て方をまとめてみると、まず飲み終わっていないミルクティーを捨て、それからタピオカを生ゴミ入れに捨て、コップはゴミ箱へ…という手順になるからだ。ポイッと捨てればよかったこれまでと比べると、いくつものステップが増えたことになる。
こうした手順を知り、「もういいよ、飲むのをやめる…」、「ミルクティー断ちする」と恐怖に震え上がった声をあげるタピオカミルクティーのファンも少なくない。
ただ、留学生や海外帰国者などは、「こんなのどうってことない。きれいに洗ってから捨てろとは言ってないじゃないか」と平気な様子。ゴミ分別という「試練」にも彼らは「なにしろ自分たちは『地獄的な分別』を経験しているからね…」と怖いものなしなのだ。
「変態」的に厳しい分別大魔王--日本
周知の通り、日本のゴミ分別の難しさは「大魔王」級と言っていいだろう。
日本のゴミ分別ルールは実に細かく、ほとんど「変態」的な厳しさだ。一般の生活ゴミを可燃ゴミと不燃ゴミに分別するほかにも、資源ゴミは清潔なプラスチック、紙、古新聞・雑誌、古着、ペットボトル、缶、ガラス瓶などに分別する必要がある。
さまざまな種類のゴミごとに、日本の自治体はそれぞれ収集日と時間を決めている。毎日収集されるゴミの種類が違い、しかも通常ゴミ収集は朝8時半には終わってしまう。
これはつまり、朝寝坊してうっかり収集時間を過ぎてしまったら、ゴミとまた一週間一緒に暮らさなければならないことを意味する。
ゴミの分別を間違えると、収集員は収集を拒否できるだけでなく、ゴミを袋から出してどの家が捨てたものかを確定し、罰金を取り立てに行くことまでできる。
韓国
韓国のゴミ分別も比較的しっかりしており、日本とよく似ている。
韓国のゴミ分別は「一般」と「リサイクル可能」、「生ゴミ」の3種類に分かれている。そのうち生ごみの処理は面倒だ。週のうち捨てる日が決まっていて、夏の暑い時期には異臭を放ちやすいからだ。そこで、生活ゴミを冷蔵庫に保存する主婦が現れた。そのため韓国では生ゴミ用冷蔵庫なる商品まで登場しているという。
韓国も日本と同じように、ゴミを種類別に指定されたゴミ袋に入れる必要がある。これらのゴミ袋は自治体の規定の下で統一生産されており、異なる色と規格があり、その値段も安くはない。
特筆に値するのは、日本と韓国は生ゴミなどに対して「袋から出しておく」ことは求められておらず、袋の表面を清潔にしておけばよいという点だ。
飲料の分別にも注意点が多い。例えば韓国の街中にあるカフェで冷たいドリンクを頼んだ場合、氷と残りのドリンク、ストローとカップ、カップホルダーは別々に捨てなければならない。
飲むヨーグルト1杯の場合でも、そのカップをきれいに洗って乾かしてから、規定に従って捨てなければならない。
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