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経済低迷で日本の「引きこもり」が増加 社会復帰か反逆か
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· 2019-06-13 · ソース:人民網 |
タグ: 引きこもり;日本経済;経済 | 印刷 |
▽引きこもりとは何か?
1990年代、日本経済は低迷し、それまで安定していた労働構造が崩れ始め、働くことへのプレッシャーが増大し、大勢の若者がつまずいて立ち上がれなくなった。狭い世界にとどまることを好み、外部との接触はほとんどなく、自分を失敗者、無用の存在と考える彼らは、引きこもりと呼ばれるようになった。この現象は今でも続いており、日本社会を苦しめる難問の1つになっている。
引きこもりには次のような特徴がある。まず24時間家から出ず、生活用品はネットなどで購入する。外に出ても近くの店で生活必需品を買うだけだ。次に人との交流がない。交流しても生きるための最低限度の連絡だけで、たとえば食事の要求などにとどまる。さらにこの2つの特徴が半年以上続いていることだ。
引きこもりはどうやって生計を立てるのか。ネットで何らかの仕事をしている人もいるが、両親のすねをかじる人が多く、衣食住はすべて親が面倒をみている。
▽悲しき「8050」問題
今年3月に日本の内閣府が発表した調査結果によると、日本には39歳以下の引きこもりが約54万人、40-64歳の引きこもりが約61万人にも上り、40-64歳が39歳以下を上回り、引きこもりと言えば若者というこれまでのイメージを覆した。また引きこもりは男性が多かったが、最近は女性も増えていることがわかった。
80歳の親が50歳の子どもの面倒をみる。この世代の親たちは経済の高度成長期に資産を相当蓄えていて余裕がある。しかし老齢にさしかかった親たちは、今や自分の健康問題や介護問題に直面しなければならず、子どもに対しては気持ちはあっても力が及ばない。日本人に特有の羞恥心が、こうした親たちに行政機関や民間の支援団体に助けを求めることをためらわせ、経済的に困窮しても救いの手をさしのべることをさせない。その結果、高齢の親と中年の子どもが家で餓死するという事件がたびたび起きるようになった。
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