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銀聯のモバイル決済アプリのユーザーが1億5千万人を突破
  ·   2019-04-15  ·  ソース:人民網
タグ: 銀聯;モバイル決済;経済
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 北京農村商業銀行で4月2日午後、1人の客がアプリ登録を完了し、統合モバイル決済アプリ「UnionPay」の登録ユーザー数が1億5千万人を突破した。同アプリは2017年末の正式リリース以来約1年半で、非常に多くのユーザーから支持を得ている。

中国銀聯(China UnionPay)が商業銀行や業界関係者と共同開発したアプリ「UnionPay」は機能面と利用シーンの双方に着目し、決済機能のみならずカード管理、資産管理など基本的な財務機能を完備し、ユーザーの生活のあらゆるシーンで活用され、利便性とメリットを提供している。

複数の銀行カードを管理する機能 

オープンプラットフォームとして、銀聯と各主要銀行の決済機能やサービスを提供するため、一つのアプリですべての銀行カードを管理できる機能を備え、ユーザーが金融サービスを利用する際の障壁を軽減している。

これまでに工商銀行や農業銀行、中国銀行、交通銀行、招商銀行等を含む21の銀行の80種以上のクレジットカードの登録を受け付けており、また230以上の銀行のユーザーが「UnionPay」を介して銀聯QR決済を利用している。

また、中国国内の21の主要商業銀行や130以上の都市商業銀行、180以上の地方銀行など330以上の銀行ユーザーが同アプリでデビットカードの残高照会をすることができる。

オンラインとオフライン双方の利便性向上 

「UnionPay」はバスや地下鉄などの交通機関だけでなく医療やキャンパス、スーパーやコンビニでの利用や公共料金の支払いなどにも対応しているためユーザーは携帯一台でオンラインでもオフラインでも便利な決済サービスを体験できる。

こうした決済やその他日常生活のニーズに応じ、「UnionPay」はその利用範囲を拡大し続けている。公共交通機関を例に挙げると、現在「UnionPay」のバス乗車コード機能は上海、広州、天津、南京、重慶などを含む18都市で導入され、ユーザーは乗車コードを表示し後払いで乗車できるようになっている。また医療分野では29の省と140以上の都市の1,500を超える病院で「UnionPay」の銀聯スマート医療プラットフォームを利用できようになっている。同アプリの「スマート医療」のメニューから簡単にオンライン受付やウェイティングリストへの登録、外来での支払い、検査結果の照会、入院時のデポジットの支払い、入院費用明細の照会等を利用できる。

ユーザーに新たなサービスを提供 

革新的なアプリである「UnionPay」は様々な業界のサポートを受け、急速かつ大きな成長を遂げているだけでなく銀行や加盟店、他協力企業などさまざまな業界の相互連携を可能とするプラットフォームも確立している。

今回、ユーザーが1億5千万人を突破を突破したことは、多くのユーザーの銀聯のプロダクトへの信頼を表していると言えるだろう。中国銀聯は今後も各商業銀行と連携してモバイル決済プロジェクトをさらに進め、「UnionPay」を通じてユーザーのニーズに応えていくとしている。

「人民網日本語版」2019年4月15日

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