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「月光族」から「月欠族」へ 田舎町の若者が過剰消費のなぜ
  ·   2019-03-15  ·  ソース:人民網
タグ: 田舎;過剰消費;経済
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▽田舎町の若者と一線・二線都市の若者 薄れる消費の地域差 

廉氏は、「田舎町の若者は若者層に共通のトレンド好きという性質を備えるだけでなく、オンラインプラットフォームや決済方法の後押しを受けて、一線都市や二線都市の若者とほぼ変わらない消費状況にある」と述べた。

中国青少年研究センターが先に発表した田舎町の若者の自画像調査報告も、田舎町の若者の消費パワーを証明している。同報告によれば、田舎町の若者の70%以上が毎月の給料をその月にすべて使い果たす「月光族」、30%以上が毎月の支出が収入を上回る「月欠族」であり、20%以上が「自分はクレジット消費をたくさんしており、返済の圧力が高い」と考えていたという。

生活に関わる消費では、田舎町の若者の消費水準が一線・二線都市に閉じこもる若者を徐々に追い越していることは間違いない。

廉氏は、「消費とブランドについて言えば、これまで強調されてきた社会的階層による違いがどんどんなくなっている。多くの田舎町の若者の消費はこれまでのような需要の順序を飛び越え、価値の帰属という側面に一気に到達した。生活コストの安さもあり、田舎町の若者は実際の可処分所得や消費に使える時間が相対的に多く、購買力も高いといえる」と述べた。阿里巴巴(アリババ)集団が2018年に発表した「田舎町の若者をめぐる軽食飲料アルコール産業の考察および営業販売のアドバイス」によると、携帯電話での淘宝(タオバオ)や天猫(Tmall)の利用データをみると、田舎町の若者を代表とする等級の低い都市の消費層が急速に成長し、取引額の伸びは都市の若者を上回る。研究でわかったことは、田舎町の若者は取引する商品の種類がより多く、特に飲料、アルコール、おやつの3大品目で市場ニーズが旺盛で、かつ消費が高度化していることだ。

廉氏は、「消費市場と消費層が下ぶれする中、田舎町の若者はトップブランドを選択する可能性が高い。こうした逆方向の動きからも、田舎町の若者がトレンドを牽引し続ける様子がうかがえる」と指摘した。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年3月15日

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