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中国経済 好転への原動力は依然として充分
  ·   2019-02-14  ·  ソース:北京週報
タグ: 中国経済;実体経済;経済
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年末年始、2019年の経済情勢を予測し展望する学術イベントが多く開催され、2019年中国経済は持続的で健全な発展の流れを維持し続けるだろうというのが大方の共通認識だ。2019年の中国経済はいくつかの困難に直面するだろうが、経済の好転への原動力は依然として充分である。 

まず、ニューエコノミーは急速な成長力を見せるだろう。人工知能(AI)を代表とする革新的な製品、5Gを代表とする革新的なインターネット技術、ニューメディアなどを代表とする新興サービス産業は中国の現段階におけるニューエコノミーの基本的な枠組みを構築している。新製品、新技術は今年中に産業化に向けた広がりを加速させ、日増しに強い牽引力が引き出されると予測できる。革新的な製品と技術は経済成長を後押しする根本的な原動力だ。20世紀、鉄道技術は全世界で盛んになり、これにより世界経済は急速に発展し始めた。現在、5G技術が台頭し、かつ中国が世界をリードする勢いが現れている。5GからIoT、そして自動運転車やIoEに至るまで、未知の領域が切り開かれ、想像しきれないほどの新業態がここから生まれている。 

そしてマクロ経済政策は安定した成長に力を入れるだろう。まず、積極的な財政政策はより効果的に、安定的な通貨政策は実体経済を大いに後押しするだろう。例えば、個人所得税の減税政策は所得効果をもたらしうるだけでなく、更にある程度消費のアップグレードを促進しうる。2019年早々、中国人民銀行(中央銀行)は預金準備率を1ポイント引き下げ、市場の流動性は合理的な余裕を維持し続けている。また、投資奨励政策は2019年に新たな効果を生む見込みだ。中国の投資の増加ペースは近年の合理的回帰を経て基本的に底入れしており、2019年に一連の投資奨励政策により回復が見込まれている。 

国際原油価格の大幅な下落も好条件の一つだ。中国は現在世界最大の原油輸入国であり、原油輸入価格の下落は石油化学工業製品を原料とする多くの企業における生産コストの引き下げ、競争力の向上、効果と利益の上昇を後押しする。長年、国際原油価格は上昇し続け、1バレル140ドルにまで跳ね上がったこともあったが、現在は60ドル前後にまで下がっている。このような市況の中で、中国の7億トンを超える石油精製能力は更に引き出されるだろう。 

中国の製造業における人件費には比較的高い柔軟性があり、輸出の低下における経済へのマイナス影響をある程度軽減できる。改革開放が始まってから、工業化プロセスに伴い、農村の労働力は都市部へと大量に流れた。しかし中国には西側諸国の工業化プロセスとは異なる特殊な状況がある。1つ目は都市部へ働きに出た労働者は農村に請負地などを持っており、そのためUターンする出稼ぎ労働者が一定数いること。2つ目は多くの農村労働力の給与は柔軟性が比較的高く、より低い給与を受け入れることができ、そのため労働力のボーナスが引き出されたこと。したがって、対外経済が更に厳しい状況に直面したとしても、加工貿易および加工製造業に対する衝撃は一部の学者が分析するほど深刻なものにはならない。 

「北京週報日本語版」2019年2月14日 

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