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酷暑で「高温経済」が過熱 避暑・エアコン・ザリガニ
  ·   2018-08-10  ·  ソース:
タグ: 猛暑;市場;経済
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天猫商城(Tmall)が発表したデータでも、7月16日のセールイベントの初日に、エアコンの取引額が前年同期比800%増加している。

薬局を取材したところ、重慶市では今年7月に暑さ対策医薬品の販売量が目立って伸びたことがわかった。渝中区にある修正堂薬房の店員の話では、「ここ数週間で、金銀花露、藿香正気口服液、藿蕾香正気水などの暑さ対策医薬品の売り上げが昨年の同じ時期と比べて80%近く増加し、中でも蕾香正気口服液は多い時で一日に50箱売れた」という。

▽ザリガニの販売量・価格が急上昇 

サッカーのワールドカップ開催期間中のブームに後押しされて、ザリガニの販売量が引き続き増加し、夏になっても勢いは衰えない。高温の日が続くのにともなって、ザリガニの価格も上昇を続けている。気温が高くなるとザリガニの輸送はそれだけ難しくなり、気をつけないと輸送中に大量に死んでしまう。関連の実験によると、ザリガニはきれいな水を好み、汚れた水の中にいると、活力が大いに低下し、暑い天候になると、大量死の危険がある。長距離の輸送にも耐えられないので、輸送における損失コストも大きい。また業界関係者によれば、ザリガニの成育に最適な温度は15~30度で、30度を超えると成長が止まり、穴を掘って暑さを避けるようになるので、生産量がガクッと減るという。

今年7月以降、重慶市の永輝スーパーではザリガニの小売価格が500グラムあたり39元前後で、前年より10元ほど値上がりした。一部のレストランではザリガニメニューの価格が40%近く値上がりしたという。

農業部がこのほど発表した「中国ザリガニ産業発展報告(2018年)」によれば、2017年には中国でザリガニの社会・経済における総生産額が2685億元に上り、前年日83.15%増加した。ここ数年、資本が次々と参入して、ザリガニの整った産業チェーンが構築された。ザリガニ経済の従事者は500万人を超え、ザリガニレストランも1万7千店を突破したという。

笑う人がいれば影で泣く人がいるのはこの世の常だ。今年の夏の暑さは「高温経済」をヒートアップさせたが、同時に一部の企業の「心胆を寒からしめ」てもいる。かつて人気を誇った食品市場、茶館、レストランは閑古鳥が鳴き続け、一部の店の関係者は、「毎年夏になるとほとんどもうけが出ない。このままだと、エアコンの電気料金も払えなくなる」と嘆く。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年8月9日

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