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「第1ボイラー」重慶に「熱い」ビジネスチャンスの波
  ·   2017-07-26
タグ: 重慶;ビジネス;経済
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  出前配達員の呉浩さんは連日35度を超える暑さの中、あちこちを走り回っているが、「もっと暑い方がいい」という。「今は暑いので、外に出て食事をしようという人が少なくなり、出前を頼む人が増えている。今の一日の注文数は数ヶ月前の2~3日分にほぼ相当する。今月の収入は先月の2倍に増える」からだ。

コンビニエンスストアを経営する張艶霞さんは、中国で急速に発展する「モバイル決済」のおかげで、今年の夏は以前ほど過ごしにくくないという。これまでの夏には、冷たい飲料が入ったアイスボックスを店の入り口前に置いて、客に選んでもらっていたが、「代金を受け取る時はエアコンの効いた店内から外に出て行かなければならず、涼しかったり暑かったりの温度差でしょっちゅう風邪を引いていた」という。モバイル決済の普及にともない、張さんはアイスボックスの上に飲料の価格と支払いのためのQRコードを張り出した。「今は誰でも携帯電話経由の決済を利用しており、代金受け取りのために行ったり来たりしなくてよくなった。支払い方法が便利なので飲料を買う人が増えている」という。

電器メーカーも高温がもたらした「暑い商機」に注目するところが少なくない。大手家電販売店エアコン売り場の販売員は、「7月に入ってから、エアコンの売り上げが目立って増加している。一日に20~30台売れる時もあり、前年同期比約30~40%の増加だ。メーカーは客を呼び込むため、さまざまな優遇サービスを打ち出し、『冷たい飲み物、避暑観光地のチケット、ゴザ』などの贈り物などで大勢の客を呼び込もうとしている。

重慶大学経済・工商管理学院の銭麗萍准教授は、「『熱いビジネスチャンス』は『気象経済学』の1つの現象であり、人々の暮らしに着実に影響を与えている。ある特定の時期には、『熱いビジネスチャンス』が消費を促進し、経済成長を牽引することになる」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年7月25日

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