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第1四半期の中国経済 好調の原因は?
  ·   2017-04-19  ·  ソース:
タグ: 中国経済;好調;経済
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第二次産業の支援力が上昇し、特に工業の支援力が上昇した。供給側構造改革が着実に推進されるのにともない、「三去一降一補」(過剰生産能力の削減、在庫の削減、デレバレッジ、コストの引き下げ、弱点の補強)が引き続き新たな進展を遂げ、市場の需給関係が目立って改善され、企業の信頼感が増強し続けた。第1四半期には、一定規模以上の工業企業の生産能力の利用率は75.8%で、前年第4四半期に比べて2.0ポイント上昇した。石炭の生産量は同0.3%減少し、工業企業の資産負債率とコストが低下し、2月末の一定規模以上の工業企業の資産負債率は56.2%で、同0.6ポイント低下した。1~2月の一定規模以上の工業企業の主業務の収入100元あたりのコストは84.91元で、同0.28元低下した。

好材料に背中を押されて、企業の利益も急速に伸びている。1~2月の一定規模以上の工業企業の利益は1兆157億元で同31.5%増加し、増加率は前年を23.0ポイント上回った。また主業務の収入の利益率は5.92%で、前年同期を0.8ポイント上回った。  

これと同時に、消費の基礎的役割が強化された。消費の伸びの前提と保障について考えると、第1四半期の個人所得の実質増加率は7.0%で、増加率は同0.5ポイント上昇した。個人の消費構造のバージョンアップを考えると、サービス消費の割合が増加し、増加率の上昇も加速している。実物消費における一連の質を重視した消費の伸びも加速。このほか新興の消費が発展しており、新たな原動力をもたしている。

毛報道官は、「中国経済は全体としてミドルエンド・ハイエンドへと加速的に進んでいる。第三次産業は引き続き経済成長を推進する最大のパワーだ」と述べた。

▽民間投資が明らかに回復

データの多くの注目点の中でも、民間投資の伸びが特に目を引く。今年第1四半期に、全国の固定資産投資(農業分野を除く)は9兆3777億元に上り、同9.2%増加し、増加率は前年を1.1ポイント、今年1~2月を0.3ポイント、それぞれ上回った。このうち国有系企業による投資は3兆3087億元で同13.6%増加した。民間投資は5兆7313億元で同7.7%増加し、増加率は1~2月に比べて1.0ポイント上昇し、投資全体に占める割合は61.1%に上った。

毛報道官は、「昨年9月以降、製造業の投資と民間の投資は以前の低い水準からの回復傾向が続いている」と指摘。

データをみると、第1四半期の民間投資の増加率は1~2月よりも加速し、製造業の投資の増加率も1~2月より1.5ポイント加速した。製造業の投資は民間企業が主体であるものが増え、市場の内在的なエネルギーと市場の活力をよりよく反映するようになったといえる。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年4月19日

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