中国の旅行情報サイト「螞蜂窩旅行網」はこのほど、「螞蜂窩個人旅行感情報告（以下、報告と略）」を発表した。報告によると、1980年代生まれや1990年代生まれによる消費の増加、スマートモバイル機器の普及、観光消費ニーズの高度化などの影響を受け、個人旅行は人々の感情面でのニーズを最も満足させることができる方法となっている。京華時報が伝えた。

○個人旅行ユーザーの7割、「旅行の目的は未知の体験をすること」 

衣食住といった基本的な生活ニーズに基づく消費行動に比べ、旅行という消費の目的は、ユーザーの立場から言えば、感情面での欲求を満たすことが他の欲求より上回っていることは明らかだ。「報告」によると、個人旅行は、ユーザーの感情面でのニーズを満たすうえで最適の方法で、ユーザーの感情面でのニーズのトップ3は順に、「未知の体験をする」「ストレスを発散する」「自分について再確認する」だった。

○恋人に最も嫌がられる行動は「衝動買いをする」 

「報告」の統計データによると、男性ユーザーが恋人に対して腹を立てる原因トップ3は順に、「話がくどい」「衝動買いをする」「写真を撮るのに夢中でお互いの交流がなくなる」だった。このうち、個人旅行に出る男性ユーザーの多くは、自分が車を運転している間やスケジュールを決めている最中に恋人がそばで余計な口出しをする、自分は何も動かないくせに無駄な情報を知らせてくる、などの状況にうんざりしていた。多くの人は、パートナーがごく普通に買い物を楽しむことに何ら文句はないが、「同じ品物なのに、色違いで一つずつ買って全色そろえる」「家の中にすでに似たような品物があるのに、また繰り返し買う」といった消費行動に対して、非常にいまいましい気持ちを抱いていた。