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中国は「匠の心」をいかに学ぶか ねばり強く細心に
  ·   2016-03-11  ·  人民網
タグ: 中国;匠の心;経済
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 「匠の心」という言葉は、多くの人にとって自分には関係のないなじみのない言葉だったが、李克強総理が5日に行った政府活動報告の中で取り上げられた。ここから中国社会が匠の心をぜひとも必要としていることがわかる。「環球時報」が伝えた。

▽職人気質 日本の歩み 

ステンレスボトルから便座、風邪薬、もてなしのサービスまで、中国人が日本に押し寄せる背景には、日本の匠の心の影がちらつく。

日本の作家・塩野米松さんは、「日本は職人の文化と伝統をもった国だ。これに親の事業を子供が受け継ぐ伝統が相まって、日本の企業は規模の大小に関係なく、企業が長らく存続発展することを願うケースが多い」と話す。統計によると、日本には200年以上の歴史をもつ企業が3100社以上あり、世界一だ。こうした100年の老舗の経営モデルは「規模の拡大や中味の拡充」を急がず、資本の蓄積や上場・マネーゲームを追い求めず、1つの商品や1つの技術を磨くことに専念するというものだ。当然のことながら、日本人は経営において消費者と息の長い「信頼関係」を築くことを重視する。

日本の老舗企業の多くはこうやって発展してきた。岐阜県は日本刀の産地で、中国の鍛造技術が日本に伝わった後でたくさんの工房が立ち上がり、古代の鍛造技術を引き継ぎながら各種の刀を次々に生み出してきた。現在は台所用刃物を製造している。ニコンのカメラはレンズに定評があり、これは第1次世界大戦後以来、ガラスレンズの研磨を手がけてきたことと関係がある。

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