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パンダ界のトップアイドル「萌蘭」が再び話題に
  ·   2023-04-25  ·  ソース:人民網
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北京動物園のジャイアントパンダ・萌蘭(モンラン)が最近、中国のネット上で再び話題を集めている。萌蘭はお得意の必殺技「横開脚」をドヤ顔で披露する様子がディズニーアニメの「カンフー・パンダ」に酷似していることから、ネットユーザーからは、「これぞまさにリアルなカンフー・パンダ」といったコメントが寄せられている。

実は萌蘭が話題となったのは今回が初めてではない。2021年12月には、柵を越えて運動場の外側に設けられているバッファエリアに侵入し、あと一歩で「脱走」に成功しそうになり、大きな話題となった。

2015年に成都ジャイアントパンダ繁殖基地で生まれた萌蘭は「華麗なる芸能一家」の出身と言える。その祖父と祖母は米国で暮らす「洋洋(ヤンヤン)」と「倫倫(ルンルン)」で、米ジョージア州のアトランタ動物園の人気者。母親の萌萌(モンモン)は、写真撮影に合わせてポーズするのが得意で、その映りの良さから、「北京動物園のトップ女優」と呼ばれている。父親の美蘭(メイラン)は、米国生まれのおっとりした洋行帰りのパンダ。いずれもパンダ界の大スターと言える。

萌蘭は2017年に北京動物園にやって来た。萌萌と美蘭の3番目の子供で、北京動物園は北京市の西城区西直門外大街にあるため、「西直門の三太子(3番目の王子)」というニックネームで知られている。

萌蘭は「多趣味」で、木登りや穴掘りのほか、「腹筋」を鍛え、鳥を世話するのも大好き。

萌蘭の「名シーン」は数えきれないほどで、ネットには「ジャイアントパンダ・萌蘭のトピック」が設置され、パンダファンが毎日、「3番目の王子」の美貌やユニークなエピソードを投稿している。

萌蘭は小さい頃から大のいらずら好きで、飼育員の鍵の「窃盗」を試みたほか、監視カメラをこっそりふさいでしまったり、母親の萌萌を「襲撃」して転がり落としたことも。

ネット上の人気者である萌蘭は、動物園でも人気者。多くの来園者が「萌蘭」目当てに北京動物園にやって来るようになり、萌蘭が遊ぶ「運動場」の周りは大混雑となっている。

来園者の安全を確保すべく、観覧の時間制限を設けるなど、北京動物園は萌蘭の運動場の周りで規制を敷いている。

米国から間もなく中国に返還されるパンダ「丫丫(Yaya)」も、帰国後は北京動物園にやって来る。萌蘭が、その「新しい隣人」と1日も早く打ち解け、一緒にのんびりと楽しく暮らすことを、みんなが願っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年4月24日

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