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9つの数字で知る中国の北斗
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· 2022-11-10 · ソース:人民網 |
タグ: 北斗;科学;文化 | 印刷 |
北斗3号の最後のグローバルネットワーク構築衛星が2020年6月23日午前9時43分に宇宙に打ち上げられた。これにより、北斗3号グローバル衛星測位システムのネットワーク構築が全面的に完了し、北斗衛星測位システムがついにグローバルの時代に入った。「新時代の中国北斗」白書がこのほど発表された。一組の数字により北斗の発展の成果と将来のビジョンを知っておこう。
■55基
北斗衛星測位システムの55基目の衛星で、北斗3号の最後の1基でもあるグローバルネットワーク構築衛星が2020年6月23日午前9時43分に宇宙に打ち上げられた。
■26年間
北斗3号グローバル衛星測位システムが2020年7月31日に正式に開通した。北斗システムはグローバルの時代に入った。北斗関係者は26年間注力し、30万人余りの科学研究者が研究開発を行い、50万人余りの人がシステムの応用推進に従事してきた。
■3ステップ
1ステップ目:2000年に信号が中国の国土をカバーする北斗1号システムが完成
2ステップ目:2012年に北斗2号システムが完成、アジア太平洋向けに運営サービスを開始
3ステップ目:2020年に北斗3号システムが完成し、世界にサービスを開放
■100%
2年半をかけて18のキャリアロケットによる30衛星の打ち上げで高密度のネットワーク構築の連勝を遂げ、成功率は100%。
衛星間リンクなど160件を超える重要中核技術を確立し、中核部品の国産化率100%を実現した。
■16字
新時代北斗精神(新時代の北斗精神)
自主創新(独自イノベーション)
開放融合(開放・融合)
万衆一心(人々が心を一つに)
追求卓越(卓越を追求)
■1000億回
世界範囲の水平方向の測位の誤差は9メートル内、垂直方向の誤差は10メートル内、速度測定の誤差は1秒当たり0.2メートル内、時報の誤差は20ナノ秒内。
携帯電話の地図アプリによる北斗測位サービスの1日平均利用回数が1000億回を突破した。
■4700億元
中国の衛星測位サービス産業の総売上高は2021年に4700億元(1元は約20.1円)にのぼった。
北斗端末を搭載した営業車両は今年6月現在で800万台以上、農業・林業・牧畜・漁業は130万台以上だった。
北斗をサポートするスマートフォンの今年上半期の出荷台数は1億3000万台を超え、上半期の出荷台数全体の98%以上を占めた。
■120以上の国・地域
北斗の「友人の輪」がますます広がっている。北斗システムはすでに世界120以上の国・地域で使用されており、億単位以上のユーザーにサービスを提供している。
■2035年までの「小さな目標」
中国は2035年までに次世代北斗システムを建設する。よりユビキタスになり、より融合した、よりスマートな国家総合測位・時報体制を完成させ、中国式現代化の実現に向けてよりしっかりした時空施設の基礎を築く。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年11月9日
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