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博物館の文化クリエイティブ商品が若者に人気なのはなぜ?
  ·   2019-08-28  ·  ソース:人民網
タグ: 博物館;クリエイティブ;文化
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文化クリエイティブ商品を開発する過程で、ビッグデータやVR(仮想現実)、3Dプリンターなどハイテクもますます広範に応用されており、これまで文化・博物機関が実現できなかった効果をあげている。

天猫プラットフォーム運営事業部の家洛総経理は、「ビッグデータは博物館がよりターゲットをしぼった文化財商品開発を展開するのを手助けできる。例えば、国家博物館オンラインショップの旗艦店がオープンしたばかりのころ、商品は芸術系の置物がメインだったが、ビッグデータ分析により、若い消費者はさらに豊富な商品カテゴリーを好んでおり、しおりやマスキングテープ、マグネットなどコンパクトで実用的な文化クリエイティブ商品の人気が高いことが分かった。国家博物館はこうした消費者ニーズに合わせて新商品を開発したところ、良好な効果をあげ、今ではしおりだけでも月の販売取引数が2000件以上に達している。

業界関係者は、「中国の文化クリエイティブ産業は西側のすでに成熟した産業モデルとはまだ一定の距離があり、博物館文化クリエイティブ商品が急速に発展する現状においても、まだ多くの問題が存在する」と指摘する。ある消費者は取材を受けた際、「博物館文化クリエイティブ商品は同質化が深刻で、見ていてうんざりしてしまう」としていた。また、「文化クリエイティブ商品は見た目重視で『顔面偏差値』しか追求しておらず、質があまりよくない。扇子や携帯電話スタンドを買ったが、何回か使ったら壊れてしまった」と指摘する人もいる。

清華大学文化クリエイティブ発展研究院副院長の殷秩松氏は、「博物館文化クリエイティブ商品は可愛さをアピールするだけでなく、文化の内包するものをより深く掘り下げる必要がある」と指摘する。殷氏は、博物館文化クリエイティブ商品はまず購入シーンの革新を考えるべきだとし、「これまでのように館内を参観した後に記念品を買って帰るという形ではなく、一般の人との距離を縮め、気持ちの面でのつながりを作って共感を醸成し、博物館とライフスタイルを結びつける必要がある」と語っている。 (編集AK)

「人民網日本語版」2019年8月28日

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