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2018年の10大科学技術報道が発表
  ·   2019-01-17  ·  ソース:
タグ: 科学技術;報道;文化
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2018年の10大科学技術報道を発表するイベントが16日午後、人民日報社で開催された。人民網が伝えた。

◆「天眼」FASTがミリ秒パルサーを初発見

世界最大口径の球面電波望遠鏡(FAST)は昨年2月27日、初めてミリ秒パルサーを発見し、世界からも認証を受けた。これは「天眼」FASTのパルサーの発見に続く重要な成果だ。

◆「高分5号」衛星が打ち上げに成功

太原衛星発射センターは昨年5月9日、「長征4号C」ロケットを使い、「高分5号」衛星の打ち上げに成功した。同衛星は大気や水などの物質の具体的な成分を調べることができ、中国の環境観測などの切実な需要を満たすことができる。

◆袁隆平氏らが砂漠で稲の収穫に初成功

インド、エジプト、アラブ首長国連邦などの専門家の参加の下、中国工程院の袁隆平院士が率いる青島海水稲研究開発センターのチームは昨年5月26日、ドバイの熱帯砂漠エリアで試験的に栽培していた稲の収穫に初成功した。

◆自動運航式ポンプ浚渫船「天鯤号」、試験航行に成功

4日間の海上航行を経て、中国が独自に設計・建造したアジア最大級の自動運航式ポンプ浚渫船「天鯤号」(1隻目)が昨年6月12日、初の試験航行に成功した。

◆E級スパコン「天河3号」試作機の設置が完了

国防科技大学が開発を担当するE級スパコン「天河3号」プロトタイプシステムの設置が昨年7月下旬に完了し、検収に合格した。これは中国が100京級(E級)スパコンの開発で先頭に立ったことを意味する。

◆2018年全国科学普及日が開催

中国科学技術協会、中央宣伝部、教育部(省)、科学技術部(省)、工業・情報化部(省)、中国科学院が共催する2018年全国科学普及日が昨年9月15日、全国で同時に開始された。テーマは「革新で未来をけん引し、知恵で暮らしに火を灯す」。

◆第1回世界公衆科学的素養促進大会が開催

第1回世界公衆科学的素養促進大会が昨年9月17日、北京市で開幕した。習近平国家主席が祝電を寄せた。中共中央政治局常務委員、中央書記処書記の王滬寧氏が開幕式に出席し、習主席の祝電を読み上げ挨拶した。同大会は「科学的素養と人類運命共同体」をテーマとし、「世界公衆科学的素養促進北京宣言」を採択した。

◆港珠澳大橋が正式に開通

港珠澳大橋(香港・珠海・マカオ大橋)の開通セレモニーが昨年10月23日午前、広東省珠海市で開催された。同橋は東は香港特別行政区、西は広東省珠海市とマカオ特別行政区を結ぶ。全長は約55キロ。「一国二制度」の下、3エリアが初めて共同建設した超大型海洋交通プロジェクトだ。

◆未来の科学大賞2018の授賞式が開催、科学者7人が受賞

未来の科学大賞2018の授賞式が昨年11月18日、北京市で開催された。李家洋氏、袁隆平氏、張啓発氏、馬大為氏、馮小明氏、周其林氏、林本堅氏ら7人の科学者が大賞を受賞した。

◆嫦娥4号が打ち上げ、人類初となる月の裏側の探査を開始

西昌衛星発射センターは昨年12月8日午前2時23分、「長征3号B」ロケットを使い月探査機「嫦娥4号」を打ち上げた。使命を帯び軌道上で飛行中の通信中継衛星「鵲橋」を通じ、月の裏側と地球の中継衛星を実現した。月探査の新たな旅を始めた。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年1月17日

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