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映画「鎌倉ものがたり」が9月14日に中国で封切り
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· 2018-08-28 · ソース: |
タグ: 映画;日本;文化 | 印刷 |
数千年にわたり人間と魔物や妖怪が共存する街、古都・鎌倉では、至る所に魔物や妖怪がいるほか、誰でも行ける妖怪たちの夜市、妻を愛するカエルの魔物(堤真一)、お面を付けた死神(安藤サクラ)、一色家に居座る貧乏神(田中泯)、怪事件の捜査員(要潤)など、ミステリアスな設定がたくさん登場する。ある日、病に倒れた一色正和(堺雅人)が目を覚ますと、妻の亜紀子(高畑充希)が夫への愛にあふれた手紙を残して姿を消していた。実は亜紀子は不慮の事故に遭いあの世に旅立っていたのだ。正和は亜紀子を取り戻すために、一人あの世へ向かう。
業界で「喜怒哀楽を全て笑顔で表現する男」と評されている実力派俳優・堺雅人は同作品でも抜群の演技力を見せており、子供心も忘れない頭が切れる中年男性・正和を見事に演じている。堺雅人と、年の差夫婦を演じた高畑充希は、「夫と仲睦まじく過ごす役を楽しんだ。監督から、夫を愛してたまらない気持ちを素直に表現するようにとアドバイスされた。そのため、作品の中で『夫のことが大好き』というのを醸し出すために、休憩している時も、長年一緒に暮らしている夫婦のように、していることはそれぞれ違っても、いつも堺さんと一緒に並んで座っていた」と振り返る。
「STAND BY MEドラえもん」や「寄生獣」などの人気作品の監督を務めてきた山崎監督は、その独特で細やかな手法でアットホームな雰囲気を描き出すのを得意としている。今回も古都・鎌倉の温かみに満ちていながら、ミステリアスな雰囲気をうまく表現し、家族に対する思い、愛、友情などをそこに盛り込んで、愛と希望に満ちた「癒し系」の物語に仕上げている。同作品を見た多くの日本人は、「危険を冒してでも、愛する妻を探し出そうとする姿は、本当に美しい」、「想象力が掻き立てられる。愛は何にも勝る」などの声を寄せている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年8月27日
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