国務院新聞弁公室はこのほど、国務院新聞弁公室新聞発布庁で記者会見を開いた。記者は「多くの国が次世代通信技術である5Gの準備を急ピッチで進めている。中国工業・情報化部（省）には全体的な推進計画があるか」と質問した。中国工業・情報化部の張峰報道官は、「中国は世界各国と同じように5Gの研究開発を開始しているとした。近年、および第13次五カ年計画期間中（2016-20年）、『次世代ブロードバンドワイヤレスモバイル通信ネットワーク重大特別プロジェクト』で、5Gの研究開発を重点的に支持しているほか、中国は現在5Gのビジョン、需要、概念、ワイヤレス技術、ネットワーク枠組みの構築などの面で、一連の積極的な進展を実現している。主な観点も、世界の業界から広く承認されている」とした。中国新聞網が伝えた。

また張報道官は、「中国は昨年の年初に5G技術の研究開発と実験を全面的に開始し、現在すでに第2段階に入っている。中国はさらに5G周波数の計画を加速した。中国工業・情報化部は昨年、3.4-3.6GHzの5Gシステム・技術の研究開発及び試験を許可した。現在はその他の関連周波数の検討及び調整を進めている」ことを明らかにした。（編集YF）

「人民網日本語版」2017年2月22日